宮城谷晶光氏の「三国志」５巻まで。
まさかの曹操のじいさまが生まれる前からのスタート。
ある意味で三国志上級者向け。
だけれども、どうして黄巾の乱が起きたのか、
そもそもどうして漢王朝は腐敗して行ったのか。
曹操が宦官の孫だとさげすまされなくてはならなかったのか。
曹操のじいちゃんはどんな人だったのか。
わりと今まで読み飛ばしていたようなところを深く知れて、
上級者向けながらも、ある意味で初心者向けとも言えるかもしれません。
曹操の人物解釈が非常に好感度が高いのと、
劉備像の解釈も独特。